鏡面測定

精度の高い鏡を製作するためには、精度の高い測定技術を伴わないと達成することができません。 研磨名人と呼ばれる方々は研磨作業の経過をフーコーテストと呼ばれる方法で確認しています。ただし、従来のフーコーテストは自身の目で測定器を調節して測定結果を得るもので、その調整には多くの経験により鍛えられた眼力が必要でした。 少ない経験では正確な測定ができなかったのです。

そこで、f3mirrorでは鏡の研磨技術を習得するにあたり、初めにフーコーテストの自動測定の開発に着手し2002年に自動測定が可能となりました。 自動測定により眼視測定よりも高い再現性と分解能が得られ、測定中の空気の揺らぎに対しても平均化により影響を抑えることができ、なによりも鍛えられた眼力を必要としなくなった点が大きな成果でした。

この自動測定器を「リモート・フーコー・テスタ」RFTと名付けました。 今までに、このRFTを研磨名人2社および熱心なアマチュアの方3名にご提供させていただきました。

お手持ちの鏡をRFTにより測定のご要望もお受けいたします。 望遠鏡販売における鏡の精度確認にもご活用いただいた事例もありますので、ご気軽にご相談ください。

測定のご依頼は以下の様式にてお申込み願います。

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