f3mirrorで研磨した鏡のリストです。
f3mirrorの鏡はF値が3前後の短焦点となるためニュートン式望遠鏡で使用する場合にはコマ収差を補正するコマコレクターの使用が前提となります。
現在、F3前後で実績があるとされているコマコレクターのTeleVueパラコア2を推奨します。
また、短焦点ニュートンの場合は斜鏡のサイズが大きくなり中央遮蔽は直径で30%を超えます。
具体的には25cm主鏡で短径10cmの斜鏡を使用すると周辺までケラレがない設計が可能です。
鏡面精度と鏡の見え味との関係はそう単純ではありません。波面精度は波面の乱れ(遅れ進み)の最大値を示すもので、その乱れが鏡のどこで生じているのかが重要です。どこで生じているかは収差グラフで確認してください、鏡周側で理論値に沿っている鏡が良いとf3mirrorは考えています。鏡周は鏡の面積割合が大きくまた分解能に大きく影響をあたえるということが理由です。
S/N | 口径(mm) | F値 | 厚み(mm) | 材質 | 焦点距離(mm) | 波面精度PV(λ=555nm) | 価格 |
202001001 | 315 | 3.50 | 54 | S | 1110 | 1/10.7 | 売切れ |
202010002 | 250 | 2.76 | 36 | P | 690 | 1/9.0 | f3mirror評価用 |
202010003 | 250 | 2.76 | 33 | P | 689 | 1/9.2 | ¥117,500 |
202011004 | 250 | 2.72 | 33 | P | 680 | 1/7.9 | ¥117,500 |
1.S/N欄のリンクをクリックするとテストレポートを閲覧できます。
2.材質欄、P=パイレックス、S=スーパーマックス。
3.価格欄に金額記載のある鏡は記載金額にてお譲りできます。(送料込み)
ご希望あれば、お問い合わせよりご連絡お願いいたします。
4.研磨完了後は無メッキ状態で保管しています。
お譲り先が決まりました後に蒸着を行い発送します。(アルミ+SiO2)